睡眠時無呼吸症候群

　　なるべくベッドパートナーに同席していただき、下記のような点に関して

　　問診を行います。

    ⚪️睡眠時無呼吸に直接関連するもの

　　　　　　　高血圧、糖尿病、心疾患、脳血管障害、高脂血症、多血症

    ⚪️社会的問題

                  交通事故、ニアミスの有無、労災

    ⚪️生活習慣

　　飲酒歴、喫煙例、常用薬の有無、睡眠時間、トイレの回数、頭痛の有無　　　

    ⚪️職業歴

　　　　　　現在の職業の内容、転職の有無と回数

   そしてESSという睡眠時無呼吸の判定スコアを記載してもらいます。

　　ESS（Epworth sleeping scale）による評価

　以下の状況の中で、眠くなることがどのくらいあるかをスコアにします。

• 　　座って読書中
  
• 　　テレビを見ているとき
• 　　人の大勢居る場所（会議や劇場など）で座っているとき
• 　　他の人の運転する車に、休息なしで１時間以上乗っているとき
• 　　午後に、横になって休息をとっているとき
• 　　座って人と話をしているとき
• 　　飲酒せずに昼食後、静かに座っているとき
• 　　自分で車を運転中に、渋滞や信号で数分間止まっているとき

 問診などで睡眠時無呼吸が疑われる場合は、当院で簡易PSGを行っていきます。

　当院ではTEIJINによる簡易PSGを行っております。患者さんの都合の良い日を

　決めていただき、業者さんより機械を送っていただきます。

　そして、２晩機械をつけて寝てもらいます。

　その後、機械を業者さんへ郵送していただきます。

　　　（着払いの伝票が入っております。）

　　結果は約１週間ほどでクリニックに届きます。

   治療が必要な睡眠時無呼吸と診断された方は、

   当院でCPAPの導入もしくは

　大学病院などでの精密検査をご紹介させていただきます。